20120107

XQD

デジタルカメラになって迷うのは記録メディアのこと

最初は少なかった。
スマートメディアとかコンパクトフラッシュとか・・・

スマートメディアなんかもう見かけませんよね。
たしか技術的に記録容量が128MBまでだったような。

当時はそれで十分だったんです。
デジタル一眼レフも普及していませんし一般的なデジカメは200万画素程度。
1000万画素超えなんて考えられませんでした。

コンパクトフラッシュは今でも残っていますね。
ちなみにコンパクトフラッシュはサンディスク社の商標だそうでCFやCFカードという表現が妥当だそうです。

ホッチキスとステープラー見たいなもんですか・・・・。

さてこのCFですが他のメモリーカードに比べると大きめです。
最近のデジタルカメラ市場を見るとコンパクトデジタルカメラはほとんどがSDかそれより小さいサイズのメモリーカードを使っています。
その大きさはやはり仇になっているようですね。

でも当初から今まで残っているのはその用途の広さと転送速度、そして理論上は大容量化できるというところにあります。

そんなCFの新規格XQD
理論上の転送速度は2.5Gbps
容量は2TBぐらいまで出来るそうです。
将来的にはハードディスクがなくなりそうですね。

OSやアプリケーション関係はXQDで動かして記録容量として100TBのHDD。
そんな時代も来るのかもしれません。

ただこのXQDカードですが一つだけ難点があります。
CF使いの人は分かりますよね。
カードの縦横比率が違います。
ということで現行のCF機でXQDカードは動かせません。
逆もいっしょ。

要するにCFカードからの切り替えです。



なんだそりゃ?という感じですが基本設計の古さから考えるとそろそろ次世代のカードが出てもおかしくない頃です。

今年はオリンピックyear
キャノンもニコンも新機種を出します。
あまり明るくないところで速いものを撮る。
そのためにはデジタルカメラの高いレスポンスと高度な光学設計のレンズ。

メーカーの技術力をアピールするには最適の場所。
そこに今年は新たな”高速”技術が加わりそうです。