20120516

こうやって写るよ



今更ですがカメラの構造を説明してみます。

【カメラが写せる理由】

カメラは写真を写す道具です。
ハイそこの方!
難しそうな話だって逃げないでください。
管理人の趣向なのでとりあえずついてきて下さい。


さてカメラですが、少し前までならフィルムを入れるカメラが主流でした。
最近はフィルムの変わりにメモリーカードを入れるデジタルカメラが主流ですね。
携帯やスマートフォンのカメラ機能もデジタルカメラの一種だと思ってください。

わかりやすいのでフィルムで説明しましょう。




フィルムといえばこんな形をした容器。
見たことありますね。
カメラの中に入れます。





 
この容器からペロッと出ているものがフィルムです。
実はこのフィルム、感光剤というものが含まれていて光に当てると化学反応を起こします。
日焼けみたいなものですね。
直射日光のもとでは強く日焼けし日影なら弱い。
このフィルムのケース内には日焼けするオッサンが入っていて日光に当たるとヒイヒイと・・・・イヤ失礼。

まあでも似たようなものです。


でカメラはこんな感じ。
 

ナンデスカ?手抜きじゃありませんよ。
集中力が続かなかっただけです。

では説明を

カメラの中は普段閉されています。
光が入らない状態ですね。
真っ暗です。

ですからフィルムも感光 → 日焼けしません。
ず~っと入れておいてもフィルムが劣化するだけで写真は写りません。
コレだけならただの箱。
フィルム保管箱です。

カメラが写真を写せるのはシャッター幕という機能が付いているから。
このシャッター幕がとても重要。
名前のとおりシャッターを押すと動きます。
具体的には開いて閉めるという動作です。

開くと光が入りますよね。
そうするとオッサンが日焼けしてヒイヒイと・・・・・。
じゃなくてフィルムに光が当たり化学反応を起こすのです。

ただシャッター幕開きっぱなしだと化学反応しすぎるので適切な時間で閉めます。
これで撮影完了。
あとは写真屋にフィルムを持ち込めば現像してくれます。



デジタルカメラの場合はフィルムの代わりにイメージセンサーというものが入っています。


あとは基本いっしょ。








参考資料:ネガフィルムの画像