20150517

街角の景気と改革

今日は大阪市の住民投票です。

管理者としては橋下市長の追い詰められ感をヒシヒシと感じます。
「何で今?」

キモいり政策として何としてでも達成すべき目標であるならば今ではない。
地合いはあまりよろしくないのです。

何かが大きく変わるとき、大きく変えようとするとき・・・・
それは、
 現状に耐え難い
 または、耐え難い未来が待っている
 または、過去に大きな間違いがあった

こういったことが考えられるでしょう。

今、大阪市民、大阪府民が困っていること
2重行政?
それは大多数の民意ではない・・・。
もっと大事なこと。

現状に耐え難いか?
 現状はゆっくりと物価が上がり、景気が回復することを信じる段階。
 街角景気は上昇中。
 不動産、株価上昇、円安進行。
 企業の業績は上方修正続き。

耐え難い未来が待っているか?
 現状から考えて、景気が回復していくであろう未来がある。
 また東京であるとはいえオリンピックの開催が予定されている。

過去に大きな間違いがあった
 2重行政であったとはいえそれで儲けた人もいるわけです。
 多くの税金が投入されたとはいえ住民投票に行く人々が重要視する問題とは思えない。

ではどういった時期ならよかったのでしょうか?
 ・大きな災害の直後
 ・既成政党等に大きな不正が発覚した直後
 ・景気が大きく後退する局面

簡単に言うと住民が「このままではいけない」と思う時期でないと変わらないということです。
外から見てても大阪都構想が実現できる要素が見つからない。

また大阪という行政に保守的な地域性を考えるときれいな人は無理ね。
毒も必要。
笑いに厳しい町は、新参者にも厳しい。