20150507

【続】SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD

以前、注目の商品として取り上げましたSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD

長ったらしい名前で申し訳ありませんがカメラのレンズはみんなこんな感じです。
いろいろな機能がついてどんどん長くなる傾向にあります。

目的があって購入したのですがこれがなかなかクセのあるレンズです。
まず・・・・とにかく重い!
1100gもあります。

重い重いといわれていたNikon AF-S14-24が1000gなので1割り増しです。
シグマの12-24は670gなのでほぼ半分。
明るさの違いもありますので同じ土俵ではかるのもなんですがそれにしても重い。

カメラバランスを考えるとD4、D3系かな?
D800系ならモータードライブが欲しいところ。

AF-S14-24は割りと細身だったのに対しSP15-30はかなり太く感じる。
こっちは1割り増しではなく5割り増しぐらい。
最大径も10mmほど大きい。
フード側を下にして自立させたときに安定感がある。
ただ、ピントリングやズームリングは太すぎて回しにくい。
これは慣れなのか?

f値はどちらも2.8通しなのでレンズの基本性能はさほど変わらない。

それぞれの利点を出してみると

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
ワイド側が14mmまで使える
ナノクリスタルコート
少し軽く細い
なんといってもメーカー純正品

SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
テレ側が30mmまで使える
手ブレ補正がついている
実税価格で8万円ほど安い

さて、肝心の手ブレ補正性能だが
15mmワイド側で検証してみた

シャッター速度1/2.5sの場合 8枚撮って1枚ぐらいが使える。
同様に
1/3s で 1/6枚
1/4s で 1/3枚
1/5s で 1/3枚
1/6s で 1/3枚
1/8s で 1/2枚
1/10s で 1/2枚

シャッター速度で1/4s、2段階分の手ブレ補正が効いていると思われる。
撮影状況によって若干の差があるが概ねこの数字。

重い、大きい、長い。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを持っていたら必要がないレンズだが手ブレ補正に限っていえば面白いレンズ。

1/4sが手持ちの対象となる意味。
鋭い読者の方ならわかるでしょ?