20150208

想像力が貧弱なジャーナリストがもたらす危険

旅券返納命令「報道の自由奪う」と批判。

 フリーカメラマン 杉本祐一


さて、勝手に行って勝手に捕まってビデオに撮られて殺害されたジャーナリストのニュースが放送されなくなったと思ったら次はこれですが?

ISIS 「2億ドル払え」 → ヨルダンに収監されている死刑囚の解放
ヨルダン 「パイロットの安全確認をしたい」
日本 「ヨルダンに任せるしかない」


結果的にその時点ですでにヨルダン人パイロットはこの世にいなかったのですが、今回殺害された日本人2人も同様なのでは?
2億ドル払おうが死刑囚を解放しようが2人の命は戻らなかったのでは?
そりゃあ無理でしょ。
もう居ないんだから。

違和感を感じたのは1人目の殺害より2人目の殺害の報道時間が異様に長かったこと。
それは2人目がジャーナリストだから。
番組によっては英雄視。
ジャーナリストに非はありません!ってね。
ご丁寧に捕まる前に本人が撮影した動画まで流して。

「・・・・責任は全て私にあります・・・・」

はい、ジャーナリストさん。
あなたとあなたの友達の想像力がない行動のおかげで日本人全員が標的になりました。
いずれはこういう事態になったのかもしれませんが今回はあなたたちの責任です。
日本人はシリアに入れません。
日本人であるというだけで誘拐の対象です。
日本に居ても安心はできません。
ISISとそれに感化された集団のテロの標的です。
東京オリンピック、リニア開発・・・・できるのでしょうか。

どのように責任を取られるのですか?



本題です。

想像力が貧弱なジャーナリストがまた同じ過ちを犯そうとしている。
今回の行為が「報道の自由を奪う」というのなら喜んで奪いますよ。
では「報道の自由を奪う」という方にお聞きしたい。
その自由を謳歌することにより他人の生命、財産を危険にさらす「ペンの暴力」をどのようにお考えか?
今後、ISISによりテロ行為で邦人誘拐、殺害、企業への莫大な損害、資産強奪・・・・起こる可能性は高いでしょう。

事が大きくなって手に負えなくなって「ボク知~らない」ですか?