20080227

機材の入れ替え

定期的に行う機材の入れ替え。
マニアの間ではレンズ沼と呼ばれるものです。

レンズ沼=レンズにはまって機材が増えること。

今回手放したのはMF600mm f4
通称ロクヨンです。

任天○のゲーム機じゃありませんよ。
それが出る前からこう呼ばれています。
ちなみに300mm f2.8はサンニッパ、400mm f2.8はヨンニッパ、500mm f4はゴーヨン。
どれも高価なレンズで有名ですがMFタイプだと中古市場でわりといいものが安く変える場合があります。
動きの速い被写体を撮るならレンズ内モーターを内蔵したAFタイプが有利ですがピント固定で撮るならMFタイプで十分です。
このレンズの特徴は美しいボケ。
焦点距離600mmに対して開放値f4。

被写体にピントが合うと背景はスカッと抜けてボケます。

で、何でコレを手放すかというと重いから・・・・・。
6kg

「何様!」という感じの重さです。
カメラのボディと合せて7kg
まさに鉄アレイ。

鉄アレイの7kgを肘を伸ばした状態で水平に持てますか?
私は軟弱なのでとても出来そうにありません。
手持ち撮影したらプルプル来ますよ。
その状態でMFピント合わせ・・・・・。

ムリ!

撮影時は一脚を使っていました。
これで垂直加重はOKなのですがそれでも取り回しは悪いです。

こんなでっかいレンズはトラックの撮影には持っていけません。
使い道無いしね。
1km四方の広大な土地の真ん中にトラック1台駐車しての撮影ならこのレンズが使えるかもしれませんが・・・・・。
まず無いでしょ。

主に使っていたのは航空祭。
でも大変なのは会場までの持ち運びレンズが6kg、それを入れるアルミケースが5kg、ボディが1kg、一脚とフリー雲台で1kgと最小限の装備でも13kg。
肩、腰がやられます。

追い討ちをかけたのがデジタル一眼レフ導入でAPSフォーマット化したということ。
APSフォーマットは広角側には不利ですが望遠側には有利です。
400mmのレンズが600mm相当になるわけですから。
400mm使えば機材の重量半分以下ですよ。
おまけにAFレンズだし。

そんなわけで別のお宅に嫁ぐことになった600mmですが、非常に綺麗な使用状況に驚いておりました。
(何せほとんど使っていませんから)
でも買った時の半額はちょっと辛い。


【写真はF4Eに装着してみたところ】
まさにバズーカ砲。