星
canonさんから天体写真に特化したデジタル一眼レフの登場です。
基本はEOS60Dなのですがローパスフィルターの特性変更やノイズ低減を実現しています。
撮ったことがある人はお分かりでしょうが天体写真はとても難しいです。
全てがとてもシビア。
トラックのナイトシーンなんて簡単に思えます。
例えば・・・・
1カットの撮影時間は数十秒~数時間。
三脚はカメラ、レンズ重量に対して3倍以上。 重過ぎるぐらいが丁度いい。
天体は明るいものばかりではないので写すためにはf1.4程度の明るいレンズが必要となる。
ズームレンズは撮影中にズームの微妙な移動があるため不可。
廉価AFレンズも撮影中にピントリングが軽く撮影中にボケるため不可。
基本的にピントリングは養生テープ等で固定して動かなくする。
ケーブルレリーズを使ったうえで黒い板をシャッター幕代わりに使用しミラーショックを無くす。
ISO感度は400以上が使いやすいが感度が高すぎるとノイズが増える。
デジカメには特有のホットピクセルがノイズとなる。
屋根の上、バルコニー、橋など容易に動く場所は不可。
安定した場所でも近くを自動車が通るとブレる。
山奥など光がない場所が適している。
読んでもよく分からない人はとにかく撮ってみよう。 上の写真のようなものが撮れたら第一段階はクリア・・・・かも? とにかく厳しい条件なので撮影するなら少しでも適したものを選びたいとおもいます。 昼間撮影は色目の保障が出来ないとのこと。 天体愛好家は多いので注目されています。 まあ思い切った製品を出すものです。 一点だけ気になるのは撮影可能枚数。 常温23度で1100枚とありますがこれはちょっとありえない。 まず撮影するのは夜なので23度以上になる期間は短い。 空気が澄む時期は冬なので0度程度のデータが欲しいところ。 また1カット10分程度と考えると1100枚はありえないでしょう。 バッテリーの消費量は手持ちのシャッター速度に比べると圧倒的に多いといえます。 |
ウチの師匠欲しがるかな?
nikon党なので無理でしょうかねぇ。
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