20100429

某カメラメーカーのレンズ開発者が悔しがった一本

シグマ 12~24 f4.5~5.6 EX DG・・・・

最大の特徴はワイド側で12mmという焦点距離。
一般的なカメラメーカーが純正レンズとして出しているのが14mmまで。
たかが2mmの差なんですけどね。



使った事ある人は分ると思いますが20mmより短い焦点距離になると1mm単位で像が変わります。
だからこの2mmの差は非常に大きいといえます。

逆に望遠側のレンズなら10mmぐらい違ってもあまり変化がないように思えたりします。

このレンズはフィルム時代からお世話になっているのですが長い間使っていると文句も多くなるものです。
そのひとつが「流れ」。

 
    【参考写真1】

さてこの写真ですが非常に意地悪な撮影方法を行っています。
ピントは近くに合っているので「流れ」が発生しやすい状況と言えます。

右下を拡大してみましょう。



バンパーに小石が写っているはずが見事に流れてしまっている。
HPで公開している分には気にならないのですが大きく引き伸ばすとモロにバレます。

ちなみに左上に写っている雲も風が吹いているがごとく流れています。



さてメーカー純正品で撮影したものを見てみましょう。

現行品の中では最も超広角が綺麗に写ると言える1本です。
単焦点より良いとの噂もあるほど・・・・・。

焦点距離は残念ながら14mm。
あと2mm短くして欲しいなあ~。


   【参考写真2】



右下の拡大写真です



ほとんど流れていません。

さすがと言う感じ。
まあ値段も値段ですからね。

比べると安いレンズ作っているよな。
でも6万円台で12mmが使えるのはかなり魅力的。

値段据え置きでいいですから12mmの単焦点を出して~。

希望:流れが少ない、露出が狂わない、ゴーストが少ない。