2年が10年
ちょっと前まで考えもしなかった機能が新機種には搭載されています。
懐かしいところではキャノンがレンズに手ブレ補正を搭載しその効果に驚いたものです。
もっとさかのぼるとミノルタのAFですか・・・。
自動でピントが合うなんて信じられな~い。
これが一眼レフ自動化の原点なのかもしれません。
いまじゃあ顔を認識してピントが追いかけて笑顔になったらシャッターが落ちる??
とんでもない世界ですね。
しかし、色々な機能が進化してもフィルムやイメージセンサーに光を当てるという基本構造は変わっていないのです。
特にナイトシーンなんかだと自動で露出を決めるAEすら意味をなさない場合が多い。
構図を決めたらファインダーすら見ません。
そんな使い方をしていると少し古くても不自由はしないのです。
逆にコマンドダイヤル式だと感覚がわからないので戸惑います。
さて古いつながりで自分の所持している機材を見てみると随分年代モノがありますね。
レンズやフィルター、ストロボ、三脚なんかは基本形状が同じなのでずっと使えます。
ただレンズに関してはレンズ沼という言葉がありますのではまらないように注意せねば。
カメラのボディも古いです。
最新のD7000を除けば2年前に購入したD700、6年前に購入したD2x。
6年前はさておき、2年前がどうして古いかというと最初にあったとおりデジタルカメラの進歩からいうと古いと言うことです。
デジタルカメラの2年が車の10年。
最近は車も色々進化して移り変わりが激しいのですがそれでも10年前の車・・・・平成13年式の車だと特殊な場合を除いて二束三文でしょう。
デジタルカメラも同じでそれがだいたい2年。
D700の機能を最新のデジタル一眼レフカメラと比べると・・・・
有効画素数・・・・約1200万画素(3万円台のカメラでも1600万画素はある)
動画機能・・・・付いていない
顔認識AF・・・・なし
そのわりに重たい。
6年前のD2xに至っては廃棄手数料を取られそうです。
ところがここ数日逆転現象が・・・・。
タイの洪水による在庫の不足。
自動車、家電、精密機器・・・・様々なメーカーが人件費の安いタイで操業しています。
その工場が水につかっちゃったもんだからさあ大変。
代替操業が必要になるんですよ。
ニコンもD7000等をタイの工場で作っていたのでそこが使えないとなると他で作るしかないのです。
現状は把握できませんが容易に想像できるのは圧倒的な生産量の低下。
需要と供給の法則で供給量が減ると需要に追いつかず価格が上ります。
そんなわけで3年前に発売されたD700がじりじりと値段を上げているのです。
デジタルカメラでこれは異常。
他の機種も同様です。
今は買い時ではないと思います。
もう少し待ちましょう。
年末商戦に向け各社何かしてきますから。
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