20070210

こんなの出来ましたけど


こんなの出来ました。
笑っちゃいけません。
これで精一杯。
固定できれば良いんですよ。
内装と内鋼板の間に入るものですから・・・・。

【作り方】
1 内装部材に130mmの穴を開ける(16cmスピーカーの場合)
  今回は既に開いているのでこの工程は不要。
  開いていない人は電機ドリルなどを使って
  大きなホルソーは色んな意味で危険なのでやめた方が良いです。

2 内装材の裏側をニッパーやカッターナイフ、ヤスリなどを使って平らにする
  内装材には裏側に補強が入っているので、スピーカーバッフルが当る部分をなるべく平らにします。
  スピーカーバッフル自体が補強の役割をするので少し広めに削ってもOK。
  
3 スピーカーバッフルを内装材へ固定
  内装材の裏側が平らになったらスピーカーバッフルを固定します。
  1で開けた穴にスピーカーバッフルの円を合せてください。
  実際にスピーカーバッフルが固定される状況を仮で作ります。
  スピーカーバッフルに下穴を開けておくと固定用のビスが入りやすくなります。
  とりあえず仮固定なので大きなビスで止める必要はありません。

4 バックドアの内鋼板にステーを取り付け
  ホームセンター等で売っている金属製のステーをバックドアに取り付けます。
  ステーは幅10mm前後で穴が沢山開いているものがいいでしょう。
  手で簡単に曲がる程度の柔らかいものがオススメ。
  ステーは80~130mmぐらいの長さのものを6本用意し、片方に3本ずつ使います。
  固定位置はスピーカーの取り付け予定位置を中心に3方に分けてください。
  スピーカーの円を3等分するようなイメージです。
  内鋼板へステーを取り付ける時は軽鉄用のビスが良いのですが木ネジでもかまいません。
  下穴を開けるのを忘れずに。

5 内装材を取り付ける
  バックドアの内装材を取り付けます。
  当然のことながらスピーカーバッフルは内装材の裏側にビス固定されたままです。
  固定できたら4で取り付けたステーが6本共、スピーカー穴から見えるか確認して下さい。
  見えなくなってしまった場合は4に戻ってステーの取り付け位置や長さを変更しましょう。
  スピーカー穴から50mmほど見えていると作業がしやすくなります。

6 ステーにバッフルを固定
  4で取り付けたステーをゆっくり90度ぐらいまで曲げ、スピーカーバッフルに接するようにします。
  ステーがスピーカーバッフルの内円に接するように曲げると作業しやすいでしょう。
  ステーの穴に合せてスピーカーバッフルを木ネジで止めます。
  穴開きステーが良いといったのはこの為。
  ステーの位置が多少おかしくてもどこかの穴に止める事が出来ますからね。
  スピーカーバッフル1個につき3本のステーが割り当てられていますので全て同じように止めます。
  木ネジの下穴を開けるのを忘れずに。

7 内装材を再びはがす
  スピーカーバッフルが固定できたら内装材をはがします。
  3で固定したビスは必ず外してください。
  外さないと内装材も外せません。
  ゆっくり内装材を外すと3本のステーに固定されたスピーカーバッフルが出現します。
  この宙に浮いたような状態が内装材内部でのバッフルの位置になります。
  ここからは作業を慎重に。
  何かの拍子にステーが曲がったりしてバッフルの位置が変わったら大変ですからね。

8 スピーカーバッフルと内鋼板の間に入れる木材を作る
  この作業が一番大変。
  今の状態ではスピーカーバッフルは金属製のステーだけで固定されています。
  とてもじゃ有りませんがスピーカーの振動には耐えられません。
  そこでステーの代わりに木で土台を作ります。
  10~15mm程度の棒材を適度な長さに切断します。
  ナイフや鉋などで少しずつ削り、内鋼板とスピーカーバッフルの間にちょうど納まる様にします。
  スピーカーバッフルの設置位置に対して、内鋼板は並行では無いので少し角度が付きます。
  くさびの様なイメージ。
  とにかく根気が勝負の作業。
  今回は上に240mm、左右に90mmの木材を使用しました。

9 作った木材をスピーカーバッフルに固定
  8で作った木材をスピーカーバッフルに固定します。
  接着剤と木ネジを併用して絶対に振動しないようにという気持ちを込めてみました。
  
10 内鋼板に取り付ける準備
  8で作った木材に穴を開けぞれに合せて内鋼板にビス穴を開けます。
  内装材と罰するの接する部分に遮音材を貼りつけます。
  写真で黒く見えているのがその部分。
  何で全面じゃないのかというと・・・・ちょっと足りなかったので。
  同じようにスピーカーバッフルの土台と内鋼板の接する部分にも貼ります。
  とにかくビビリ防止は万全に・・・。

で、ここまでの工程で出来上がったのが写真の材料。
次はいよいよ取り付けてみましょう。
でも今日はここまで。