並べて並べて
撮影会の無い時期のつなぎ企画、今回は撮影会場におけるトラックの並び方について検証してみましょう。
まずは一般的な並び方。
図にするとこんな感じです。
白い四角がトラックで矢印がカメラを向けた方向です。
最も一般的な並び方なのですが欠点はトラックのキャビン前方付近しか写らないこと。
隣のトラックが邪魔してペイントを同時に写すのはかなり困難です 。
撮影会場を有効的に使用しようとするとこの並び方になります。
それじゃあっていうことで列の端に行ってみましょう。
斜めから撮ることが出来て側面もバッチリ写るはず・・・。
では先に紹介した両方の特徴を持った並び方を探してみましょう。
オマケに全体を写しきろうとすると必要以上に写真が横長になってしまい、夜空の占める割合が大きくなるため品祖に見えてしまいます。
ばらばらに並んだ”ランダム”。
モッフルメーカー
デジタル一眼レフカメラの撮り方手帖
まずは一般的な並び方。
図にするとこんな感じです。
白い四角がトラックで矢印がカメラを向けた方向です。
最も一般的な並び方なのですが欠点はトラックのキャビン前方付近しか写らないこと。
隣のトラックが邪魔してペイントを同時に写すのはかなり困難です 。
撮影会場を有効的に使用しようとするとこの並び方になります。
それじゃあっていうことで列の端に行ってみましょう。
斜めから撮ることが出来て側面もバッチリ写るはず・・・。
同じく図にするとするとこんな感じ。
残念な点はペイントが写らないこと。
これは電飾の明るさに比べて、ペイント自体への電飾の反射が少なく暗いために起こるものです。
ペイント自体は光りませんからね。
中にはナイトシーンでも目立つようにペイントを電飾で照らしているトラックもありますが、ごく一部なので基本的にこの位置では写らないものと思いましょう。
では先に紹介した両方の特徴を持った並び方を探してみましょう。
側面も写せて隣のトラックの電飾も有効活用できるのがこの並び方です。
仮に”半開”とでも言いましょうか。
トラックとトラックの間隔が半台ほど開いているので”半開”
図にするとこんな感じです。
隣り合うトラックの間隔は半台から1台程度。
少し斜めから写せば荷台部分まで写りきりますし、隣のトラックの電飾によりメインで撮影したいトラックも引き立ちます。
状況によってはペイントまではっきりと写すことが出来るでしょう。
欠点は駐車スペースが確保できないとこの並びはできないことと、トラック左右の空間がギャラリーの通路になってしまうこと。
人の映り込みが多くなります。
タイミングが合えば良いのですが”写りこみ写真”の量産につながるでしょう。
次は”半開”の延長、”逆ハの字”です。
図にするとこんな感じ。
”半開”と同じように隣り合うトラックの間隔を開けるのですが、それと同時にそれぞれに若干の角度をつけます。
文字通り正面から見るとハの字が逆さまになっています。
2台以上限定ですが撮影には適した並べ方です。
ほぼ横からのアングルでも、もう一台が斜めに見えるのでベタ感はありません。
欠点は必要以上にギャラリーが集まりすぎることで、”半開”と同様ギャラリーの動きに注意して撮影する必要があります。
トラックの台数に比べ撮影会場が広い場合に有効。
ぜひ、お試しを~。
”逆ハの字”があれば”ハの字”もあります。
本来は先に紹介すべきでしょうか。
同じく図にするとこんな感じです。
それ以上になると広がりすぎて写りきりません。
実はこの並べ方、”逆ハの字”と同様のスペースを取りながら写りはあまりきれいではありません。
なぜならトラックの電飾が最も派手なのはキャビンまわりで、その部分が”ハの字”の先端にきてしまうからです。
そのためお互いの電飾が映えません。
オマケに全体を写しきろうとすると必要以上に写真が横長になってしまい、夜空の占める割合が大きくなるため品祖に見えてしまいます。
それを防ぐはサンプル写真のようにトラックに近寄ることですが、前から撮影するとキャビンまわりがフレームアウトしてしまい間が抜けるので後ろからのアングルにすると良いかも知れません。
(この場合、トラック前方から見た並べ方としては”逆ハの字”になる)
どうしても前からのアングルにしたいときはどちらか一方に重点を置くしかありません。
もう少しお手軽にという方にお薦めなのが”頭出し”
図にするとこのような形です。
ポイントはキャビン分だけ前へ出すこと。
たったこれだけのことで写りが全く変わります。
メインのトラックについては手前のトラックの電飾でキャビンまわりが映え、手前のトラックもメインのトラックと電飾が喧嘩しにくいのではっきりと写ります。
方法としまして、昼間は平行に駐車しておいてナイトシーン開始と同時に前へ出すというものアリです。
ちょっとしたスペースを利用するので、隣のトラックとの間隔が取れなかったり、移動ができない場合にも有効です。
但し前の空間が少ない場合は車両通行の邪魔になり危険です。
また撮影に必要な距離が確保できそうに無い場合は逆効果ですのでお薦めできません。
”頭出し”の延長が”長手積み”
図にするとこのようになります。
手前から奥に向かって隣り合うトラックがそれぞれ”頭出し”しを繰り返していくとこのような形になります。
方向さえ間違わなければどこを撮っても”頭出し”なので写真が見栄え良く仕上がります。
トラックのまわりが空いている場合にはお薦めできる並べ方です。
また、正面に空間が取れない時はそれぞれのトラックを斜めに並べると同様の効果が得られます。
図にするとこのようになります。
どこから撮っても良く写るので、あとは背景とのバランスです。
横長の写真にならないように注意しましょう。
こちらも”長手積み”ですが若干”頭出し”の量が少なめです。
図にするとこんな感じ。
出量としてはフロントバンパー分ぐらいでしょうか。
たったこれだけで見栄えが変わります。
”逆ハの字”の延長、”扇形”です。
並べ方は以下のとおり。
それ以上になると画角上、撮影不可能。
ばらばらに並んだ”ランダム”。
図にするとこんな感じ。
図にするまでもないのですが適当に並んだものです。
撮るのもみるのも適度に・・・・。
たまに偶然が発生し、きれいな写真が撮れることもあります。
状況としては1台だけポツンとあるトラックを想像して下さい。
図にすると以下のとおり。
複数台並んでいるものに比べて派手さがありません。
また隣に止めたトラックの電飾や反射光が無いので被写体の輪郭もハッキリしません。
電飾の明るさに比べトラック本体は暗い写真になってしまいます。
反射光の効果を知ることになるでしょう。
日が沈んで10分ぐらいが良いようです。
是非お試しください。
◆参考資料◆
過去に撮った写真イロイロ
◆使用ツール◆
CaptureNX2
PaintShop4.2
ExifReader
モッフルメーカー
デジタル一眼レフカメラの撮り方手帖
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