20110103

アートトラック渋滞

アートトラック渋滞について真面目に考えてみましょう。





撮影会に参加したことがある人は経験したことがあると思うのですが、入場口まで渋滞が起こることがあります。

多くの車両が集中することによって起こる渋滞。

一般的には時間単位の交通量が許容数を10%超えると起こるといわれています。

このときの許容数とは・・・・
道路走っていて普通に流れているのですが「今日は車が多いな~」と思うぐらいだそうです。
普通に流れているのがポイントですね。

最近では高速道路の定額制や無料化によって交通量が集中していますね。
以前よりずいぶん渋滞が増えました。

去年のGW渋滞は本当にもうカンベン・・・。
一昨年のSWも膀胱が爆発するかと思った。
トイレ無いんだもん。


渋滞でつらいのはこの先どれだけ待てば抜けられるか?という不安。
イライラしますよね。
待つことでストレスがたまります。

いろいろな乗り物を”待つ”、”待てる”時間はどれくらいなのでしょうか?

統計によりますと赤信号の待ち時間が30秒、電車の遅れ13分前後、高速道路の渋滞は15分~30分だそうです。
あくまでも高速道路の渋滞ですのでノロノロ運転状態ですね。
動いてる安心感から15分~30分というデータが出ているのでしょう。
完全に止まるような渋滞ならそうは行かない。




さて話を戻しますがアートトラックの撮影会場付近では渋滞が起こることがあります。
最も渋滞するのは入場口付近。
複数の大型車両が集中するとすぐに渋滞となります。


いつもは渋滞しないような道路。
なんだか派手なトラックがたくさん走っていて、前も見えない。
後ろもトラック。
どのくらい待てば通過できるか見当がつかない。
撮影会に関係の無い一般車両はそう思っているはずです。


で、入場口付近を通過して初めて「何かやってるよ」ってことになるのですが、これがわりと高い確率で苦情の対象となっています。

さらにエスカレートすれば警察のご厄介に・・・・。
当然そこまでくると会場側への何らかの”働きかけ”が発生します。




 このあいだ四日市へ行ったときのこと。
 23号線を走っていると激しい渋滞に遭遇。
 本当に全く動きません。
 その日は時間を決めて待ち合わせをしていたのですがナビが渋滞を察知し、到着予想時間の遅れを指すと本当に焦ります。
 その時はあきらめて一度戻った後、別のルートで目的地まで行ったのですがもちろん遅刻です。
 理由は後で知ったのですが”フリーマーケット”だそうです。

 本当に何とかしてほしい。




ナニを言いたいかっていうと、同じなんですよ。
多分。
待つっていうのは本当にイライラする。
それが自分の”目的”以外のものだと余計に腹が立ち、何とかしてほしいと思うものです。
通報したくなるのも分るなぁ~。



じゃあどうすればいいか?
まず頭の切り替え。
渋滞が起こらないような方法を考えましょう。
具体的には・・・・。





◆道路から受付までの距離をとる


この場合の受付は入場口の受付です。
本部テントの受付ではありませんよ。

あるイベントで気になったのですが道路から受付までの距離が10t1台分。
当然2台目以降は道路上で待つことになります。
たまたまなのですがこの道路、近道なのかわりと交通量が多かったのです。
予想通りの大渋滞。


解消方法は会場レイアウトの変更しかないのですが、なかなかそうもいかない現状もあります。
まあ会場を確保すること自体が大変なのですから。






◆入場口を複数に


タイトルのとおり入場口を複数にするものですがこれについては人員の問題が出てきます。
大きなクラブか複数合同じゃないと無理ですね。
トラックと一般車両を分けるだけでも十分効果が得られます。

ただこれをすると路上駐車が増えるのが難点。

理由は分かりますね。
乗用車で参加しているアナタが想像するとおりです。






◆第二駐車場案


一般車両をパークアンドライドするという案です。
少し離れた所でもいいのですが一般車両用の駐車場を確保。
そこからバス等でピストンするのです。
狙いはとにかく入場量の削減。


「1箇所の確保でも大変なのに2箇所も確保できるか!」
というツッコミはなしでお願いします。
また一般車両参加者の理解を得るため事前告知が必要でしょう。






◆限定イベント


シークレットイベントとは少し違います。


一般を含め参加台数をあらかじめの応募で決めるもの。
いわゆる事前配布のチケット制ですね。
これが無いと入れない。

入場料が必要なイベントの場合は事前にこのチケットに課金する。

入場ゲートではチケットの確認のみでプログラムの配布や募金は募らない。

時間の短縮という狙いもあります。
並ぶ時間が短ければ渋滞の危険性も減る。

問題点は・・・・入場者の理解とチケットの管理でしょうか。










長々と書きましたが会場付近での渋滞は見落としがちな問題点だと思います。
昨年参加した公のイベント8回のうち一般車を巻き込んで渋滞が4回。
結構高い確率ですので皆で考えなければならないと思います。