20110618

怪しい箱モノ



さて、コレが何か分かる人!

ハイ・・・・誰もいませんね・・・・Σ(゚д゚lll)

デジタル全盛期なのでもう使いません。
欲しい人に引き取ってもらいました。

まあアレですよ。
いまだにフィルム愛好家は多いということですよ。
すぐに出来上がりを確認できないところがいいんですよ。

ナニ言っとるんだコイツは?とお思いの方・・・・待つことって大事ですよね。

楽しみを増幅させるために待つ。
撮って、写真屋に出して、数日後引取りに行く。
都会でしたら数十分~数時間ですか・・・でも撮って当日出しに行くことは少ないと思うのでどちらにしろ待つんですよ。

で、出来上がり見て想像以上だったらエンドルフィン発生しまくりで・・・・失敗だらけだと _l ̄l○ 物質が脳内を駆け巡ります。








 
あっスイマセン。
この箱が何かでしたよね?

あんまり興味ないかもしれませんが紹介しておきます。
これはスライド用のマウントです。

フィルムにはネガとポジ(リバーサル)とあって一般的に流通していたのはネガフィルム。
現像したものを光にかざしてみると色が反転しているヤツです。
これに対してポジは反転していません。
そのまんま。
だから投光してスクリーンに写すとそのままの画が現われます。

皆さんが写真屋さんから同時プリントを受け取る時を思い出してください。
写真と一緒にネガフィルムがシート状になって付いてきますね。
ポジも同様にシート状になって現像からあがってきます。

ここまでは一緒なのですが基本的にポジフィルムは同時プリントしません。
ひとつは表現範囲が狭く露出が難しいため同一カットを数枚撮ることが多いことと、プリントするための印画紙の値段の違い。

今はどうか分かりませんが当時のネガからのプリントが1枚25円前後。
これに対してポジは130円。
36枚撮りを同時プリントしたら5000円越えちゃうよ!

そんなわけで現像だけして必要なもののみプリントするというのが一般的な流れです。
他にも色々マニアックな手法があったのですがそれは置いておいて・・・・。

先ほど投光するとそのままスクリーンに写ると言いましたよね。
そのまんまですが、スライドプロジェクタという機械があってスライドショーを楽しめたのです。
でもスライド機に突っ込むには6コマのシート状になっていると調子が悪い。
ということで1コマずつ切って専用のフレームに装着する必要があります。

マウントと呼ばれているのですがこのマウントに使うフレームが画像の正体。
シート状のフィルムを切ってはめ込みます。
必要なものだけできるので安上がり。

写真屋さんで材工込みで装着もしてくれますが、容赦なしに全カットされます。
これが結構かさばるんですよ。

だからマウントだけ買って作業していました。
















ハァー説明長かった。
スンマセン。