20070809

役人

ここ最近、役人の不祥事がマスメディアで伝えられていますが今に始まったことではないでしょう。
まあ、一般の中小企業ですとこの程度のことは日常茶飯事。
アネハさんの事件ぐらい大きくならないとメディアに叩かれることは少ないでしょう。
そう思うと役人は周りの目を気にしなければならない仕事なのです。

私の住んでいるところにも当然、県庁というものがあるのですがその中の裏話をひとつ。
近年は県庁や市役所などいわゆる”役所勤めの公務員”になりたがる人が多くその競争率も高くなっています。
まあ、たいがいコネが無いと入れないでしょうね。
そんな競争率の高い県庁、市役所ですから採用の際もできる限り優秀な人材を採るものです。
そのあたりは一般の企業と一緒。
しかし、一つだけ違うのは「優秀な人材=学歴」という公式が今も成り立っているということです。
学歴が高いっていう事は学校で習う勉強が出来るっていうことですよ。
小学生の頃から通信簿は体育以外5とかね。
だから県庁にも東大、京大、早稲田、慶応と高学歴大学卒業者がゴロゴロしているのです。
ただ彼らは挫折を知りません。
役所の仕事は法律に基づく事務仕事+対人業務。
書類作成なんかはお手の物でしょう。
でも人と接して対応できなければ役所での勤めはできません。
八百屋さん、サラリーマン、トラックの運転手・・・・・・・どんな職業でもそうですよね。
で、何でこんな話になるかというと実際にこういうことが起こるそうです。
県庁だけといわず役所にはいわゆる変人が出没します。
近所では有名なウルサイ親父、クレーマー、事件屋・・・・。
そんな人たちを相手に学歴だけで生きてきた彼らが正常でいられるでしょうか?
「近所の犬がウルサイ」
「前にマンションが出来て日当たりが悪いから取り壊せ」
「台風が来るから堤防に土嚢を積め」
自分の業務には全く関係のないクレームをつけられ心神喪失状態。
新入職員の何割かは精神に以上をきたします。
正常な判断が出来なくなった彼らの仕事はこんな感じ。
(だいたい共通しているそうです)
就業開始時間の5分前に出勤
窓口に来た住民は無視
一日中パソコンに向かって何か(業務に関係ないこと)をしている
他の職員との会話もあまりない
就業終了時間の10秒後に庁舎から脱出!
そんな彼らに県は月50万円の給料をあげています。
どこの役所でも同様だと思いますよ。
以上、役所の裏話でした。