20080114

デッドニング4

作業の続きです。
天井を外すと鉄板丸出し。
夏の炎天下にこの状態で触ると火傷します。
指先でコンコン叩くだけで随分響きます。
クワーーーーーンって、いかにも金属板っていう音です。

これでは雨の音がうるさいのも納得。

まずは制振材を貼ります。
音が長く響くのは振動するから。
それを防止するのが制振材・・・・・年末にひたすらカッティング作業に没頭したレジェントレックスなのです。

作業は簡単。
適当に貼るだけ。
床と同じく全面積の1/3ぐらい貼ればOK。
ただ床と違うのは落下の可能性があるということ。
ブレーキクリーナーで脱脂してから貼らないと、のりが剥がれて落下する可能性があります。
あとローラーでの圧着も忘れずに。
鉄板部分を叩いてみて音の響きが小さくなったら効果ありのサイン。
全体的に響きにくくなったら制振材の貼り付け作業は終了。

レジェントレックスを適度に貼ったら今度は吸音材。
一般的な自動車用吸音材にニードルフェルトというものがあります。
ホコリが沢山出て暑苦しそうな生地ですがこれが割りと使えます。
カッティングには少し大きめの裁ちバサミが便利。
内張り側、天井側どちらに貼ってもいいのですが、とりあえず天井側へ接着。

一般的な接着剤でくっつきます。
写真のガムテープは仮固定用。
(すでに落下しかけですが・・・)
何か別の方法で仮固定したほうがよさそうです。


もうひとつ吸音材を貼ってみます。
こちらはシンサレートというもの。
いろいろ種類がありますが吸音材ではかなり高価な部類で、ニードルフェルトの10倍近くするものもあります。
写真は頂き物。
10mぐらいありますのでこれが吸音断熱タイプのシンサレートなら2万円ぐらいします。
でも実際は衣類用なので500円/mで買えるそうです。

貼ってみた感想は・・・・あんまり吸音効果はなさそうです。
ただ薄いので切るのは楽です。
こちらは内張りの裏に貼りました。