20080317

履歴


さて実物のデコトラに出会うのはもう少し先です。
その間に何があるかというとデコチャリ。

自転車にいろいろくっ付けるヤツです。
最近のデコチャリはかなり進化していますよね。
当時はマーカー付ける程度でした。

「トラック野郎」の第10作を見た直後のことですが、どういうわけか同級生の間でデコチャリが流行りました。
自転車にL型アングルやCチャンを取り付けてそれにマーカーランプを取り付けるというものです。
基本的にほとんど自転車のダイナモで動かしていましたが、数が増えるにつれ電力不足に陥りバイク用の6Vバッテリーを積みだしました。
バッテリー化する事でマーカーの数は増えましたが、当時はリレー機というものがあまり普及しておらず高価だった為付けている人はいませんでした。

また、当時の自転車は変速機が何段付いているかというところがアピールポイントでありどちらかというとスピード重視のものが多かったのです。
当然この手の自転車は安定性に欠き、デコチャリには向きません。
なお小学生でママチャリに乗っている人はいませんでした。

マーカーをつけたら次はホーンということで車のクラクションから始まり終いにはスーパービックホーン。
当然、電磁弁式なのでバッテリーは12Vへ・・・・。
この時点でかなり重く、危険な乗り物に変身していました。

自分はというとそこまでする余裕はなかったのでダイナモで動かすマーカー4個ぐらい。
一度、車用のフォグランプを付けてみましたが重くて断念。
まあ小学生ですからね。
それを考えると今のデコチャリってかなりマッスルな乗り物でしょう。

デコチャリの流行は1年ぐらい続いたと思います。
なんで無くなったかというと騒音問題。
そりゃ自転車でラッパコールしたら大変でしょう。
道路交通法にもクラクションは危険を回避するために鳴らすものなんて書かれていますから。

学校に苦情が殺到しめでたく(?)デコチャリブームは終わったのでした。