20080605

画素数

なにはともあれデジタルカメラの性能=画素数に置き換えられるのは事実。
そこで機種別に画素数を比べてみました。
対象は前回といっしょ。
そのデジタルカメラがどんなに露出性能が良くてもどんなに高速でピントを合わせる機能が付いていてもこのグラフには関係ありません。
ただ画素数だけの判断です。

横軸の棒グラフは1万画素あたりの価格です。
価格はインターネットで店舗を出している5つのカメラ店の平均です。

これだけ見ていても良く分りませんよね。
例えばSONYのα100は1020万画素で1万画素あたり41円。
対してCanonのEOS40Dは1050万画素で1万画素あたり93円。
またNikonのD60は1020万画素で1万画素あたり65円。
この違いはいったい?

ひとつは発売時期。
実はα100に比べてEOS40Dは2年近く新しい機種になるのです。
デジタルカメラに限って言えば新しい機種のほうが性能良いですから、値段もあまり下がらない。

あとは画素数以外の性能かな?
例を言えばキリがありませんが・・・・・デジタルカメラを高くする機能を並べてみました。
 ・ボディ内で手ブレ補正する。
 ・フルサイズCCD。
 ・連写性能。
 ・起動速度。
 ・ボディにマグネシウム合金など高価な金属を使っている。
 ・測光性能が優れている。
 ・CCDにゴミ取り機能が付いている。
 ・ライブビュー機能が付いている。
 ・ダブルスロットになっている。
 ・AFエリア、スポットが多い。
 ・高感度ノイズが少ない。
 ・ファインダーの視野率が100%に近い。
 ・フィルタリング機能。

まあ本当にキリがありません。
ちなみに二大メーカーのフラッグシップ機は・・・・・
Canon EOS-1Ds MarkⅢ
   73万円  2110万画素  1万画素あたり346円
Nikon D3
   45万円  1210万画素  1万画素あたり372円

化け物ですハイ。

じゃあいったいどのぐらい画素数があればいいの?と言いたくなりますが・・・・。
2Lサイズまでなら600万画素もあれば十分です。
まして私のようにHPに載せているだけなら150万画素ぐらいでもいい。
画素数ってその程度の性能なのです。


結論 : デジタルカメラの性能は画素数だけではないということ。





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