20080606

そりゃあ軽いほうが良いでしょう

屋外で歩き回る場合にカメラの重量は気になるところ。
そこで各メーカーのカメラについて重量比較してみました。
表示されている重量はメーカーの公式データ。
ストラップやバッテリーは含みません。

比べてみるとボディひとつで随分違いますよね。
軽い機種はコンパクトに、重い機種はしっかりとした造りになっているといえるでしょう。
E-410とD200を比べると画素数は同じなのに倍ですよね。
コンパクトズームレンズを取り付けてもD200のほうが重いぐらい。


でもこの重さにはひとつの法則があるんですよ。
それはそのメーカーにおけるその機種の位置付け。

カメラは大きく分けて普及機、中級機、高級機に分けられます。

表の中で軽いのはやはり普及機。
デジタル一眼レフ初心者用のカメラです。
軽くて使いやすくてきれいに写るというのを売りにしているのです。


表の中で重い部類に入るのが中級機。
普及機では物足りないという方用のカメラです。
性能はもちろん耐久性や質感までにこだわった一台です。


参考までに普及機と中級機を分けますと・・・・
普及機が
 EOS kiss Digital X、X2、D40、D60、K100D、E-410、E-420・・・・・・
中級機が
 EOS30D、EOS40D、EOS5D、D200、D300、S5pro、α700、K10D、E-3・・・・
あとは微妙な位置付けです。


さて実際どちらが良いかというとやはり人それぞれという答えになってしまいます。
基本的な写りに関してはほとんど変わりません。
 軽さは普及機。
 オプションの豊富さは中級機。
 安さは普及機。
 耐久性や質感は中級機。
 簡単に撮れるのは普及機。
 基本性能は中級機。


しかし軽ければ良いというものではありません。
軽ければ軽いほど手ブレが起きやすくなるのです。
しっかり持てば問題ないのですが「初めての一眼レフ」な方にはそうも行きません。
ある程度の重量は必要だと思います。


ちなみに手ブレ補正機能がほとんど普及していなかった時代に使っていた1500gのF4Eはなかなか良かったですよ。
シャッターも軽かったしその重量のおかげで2段階ぐらい遅いシャッター速度でもブレがほとんど目立ちませんでしたからね。




結論:どちいでも良いので自分の腕力に合ったカメラを・・・・








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